ごきげんよう。モノトーンダディのクロです。
今回はなぜ、コの字型の家にしたのか。というお話をしたいと思います。
こちらの図のように上から見た時、家の住める部分の形がコの字になっています。
そして、「コ」という字の空いている部分を壁で閉じたような造りとなっています。
平家をイメージするとシンプルに四角形の家の形を思い浮かべる方もおられるかと思います。
変わった造りをしていて実際使い勝手とかどうなの?と思われる方や気になる方に向けて、実際1年半過ごした今、感じていることを紹介していきます。
1 プライバシーが確保できる
コの字形の家の一番のメリットと言っても良いのが、このプライバシーが確保できること。
もちろん、「コ」という字の空いている部分を壁で閉じたような造りだからこそではありますが、当然外部からの視線が無いので安心です。
壁に囲われているこの中庭では、人目を気にせずBBQを楽しんだり、どうしても周りの視線が気になっちゃう夏の屋外プールも楽しめます。
朝から天気がいいから、簡易な机と椅子を中庭に出して外で家族で朝食を食べるなんてこともできます。
しみじみとコーヒーを飲むのもいい時間です。
人目が気になら無いと言うことは、ものすごくメリットなんだなと暮らしてみて感じました。
人目が気になら無い点を利用して、将来的に露天風呂を作ったり、、、なんて事もできちゃいそうです。
2 常にリビングのカーテンを全開にできる
これは、1の「プライバシーが確保できる」に関連する内容ですが、外から見えないので好きな時にカーテンを全開にできます。
通常であれば、天気がいいけど流石に外の視線が気になるからレースカーテンだけしておくのがよくあるパターンだと思います。
コの字形の家の場合、昼も夜もリビングのカーテンを全開で過ごすことができますので開放的です。
もちろんレースカーテンは必要ないのでつけていません。
日中は中庭の植栽で自然を感じながら、夜はライトアップされた中庭で雰囲気を出せたり、家の中と外とのつながりを上手く使える家の形だなと思います。
特にリビングの窓は開口の大きいテラス窓を採用されることが多いと思いますが、カーテンをせずに光をいっぱい取り入れて大開口の良さを活かせる点はとても良かったなと感じます。
3 色んな部屋から中庭を望める
コの字形の家の良いところはリビング以外の部屋にもあります。
中庭に隣接する部屋の窓からは、いつでも中庭の様子や植栽の自然を感じることができます。
リビングだけでなく、玄関、洗面台、子供部屋からそれぞれ変わった角度で中庭が見えます。
↑こちらが玄関からの中庭。
↑こちらが洗面台からの中庭。
↑こちらが子供部屋からの中庭。
中庭に面する窓なので玄関、洗面台の窓にはカーテンはつけていません。
なので常に中庭とのつかながりを感じながら開放的に過ごすことができます。
逆に中庭に面さない外側の窓はすりガラスにしたり、ロールカーテンを取り付けたりしてプライバシーを確保しています。
4 外観の見た目で家が大きく見える
「コ」という字の空いている部分を壁で閉じたような造りになっていますが、知らない人から見れば中がどんな造り分からず、中身全部建物のように見えて建坪が広く見えます。
この家に初めて来られる方によく言われることは、「この扉が玄関かと思った」や「中庭があったんだ」といった反応が多いです。
外観から見える扉は格子戸になっており、本当の玄関扉はもう一つ中に入った場所にあります。
これも家が大きく見えるポイントだなと思います。
かといって、「中に入ってみるとなんだ中庭か。」と期待外れになる事もなく実用的で自然を感じれる中庭がありより家の形の面白さを感じてもらえると思います。
初見で家に上がる方には驚きやワクワクの多い、外観と家の造りではないかと思います。
5 とはいっても予算増加や土地の制限もあり
コの字形の家の良いところばかり述べてきましたが、とはいっても、、、と思われる方もおられると思います。
確かに、シンプルに四角形の家の方が費用は間違えなく安く済みます。
土地にだって限りありますし、コの字形の家なんてスペース的に難しい、駐車場の確保も必要ですしね。
コの字の凹み部分の分部屋を広くした方が居住空間充実するのでは?といった意見もあると思います。
ただ、金額も予算内で土地も問題なしで少し変わった家を建てたい、他と違うものが好きといった方にはぜひともお勧めしたいです。
せっかく家を建てるなら、オリジナルの家を建てた方が満足すると思います。
植栽もちゃんとした業者さんに依頼すれば、旅館のような窓景色にもなるでしょう。
家で過ごす時間が増えてきたこんな時代だからこそ、家での時間をより良いものに変えてくれるような家が建てられたら毎日とても幸せですよ。
6 まとめ
今回は、コの字形の家に関してお話ししました。
とても魅力のある家の形であることが伝えられたかなと思います。
ネットで検索すれば、L字形やロの字形の家など、様々な形の家が出てきます。
自分の生活スタイルや趣味、家でやりたいことをイメージしてそこに合うような家を建てていただければと思います。
それぞれ、メリット・デメリットが必ずありますのでしっかりと下調べして家づくりを楽しんでください。
その際に、今回話した事も一つの情報として参考になれば嬉しいです。
また、この他にも暮らしを豊かにする記事や、モノトーンインテリアに関する記事を掲載してますのでぜひ、見て行かれてください。
コメント